外部大学院入試を受けたときのこと
✔この記事を作成するきっかけ
現在とある国立大の院生をしている私ですが、実は当時所属していた大学とは別の大学の院に進学しました。その際に学科も変えています。
大学も学科も変えたという人ってなかなかいないんじゃないかと思い、もしそんな人がいたら参考になるのではないかということで、外部大学院入試を受けたときの記録を残すため記事を作成することにしました。
なお、私は偏差値がほぼ同じ大学で移ったため、学歴ロンダリングを検討している人は試験対策についてより詳細に記載された記事を見た方がいいかと思います。
✔研究室を変える流れ
1.研究室訪問
私は4年生の4月~6月にかけて、4つの研究室を見学させてもらいました。所属している学生の雰囲気、学生と教員の関係性など、HPでは確認できない重要な点も把握できます。
研究室訪問では、以下の事項を確認しました。
・どんな研究がしたいか
・どんな研究をしてもらいたいと思っているのか
→自分がしたくても、相手の研究室にはやってもらいたい分野とそうでない分野があるので、そこがマッチしないと後々厳しいです。
・相手の研究室のメンバーの連絡先
→研究室訪問後に浮かんだ疑問を聞いてもらったり、そのほかにも何かと手助けしてもらえました。
・過去問
→数年分もらっておきましょう。聞けるなら使用している教科書も聞いておくと色々役立つと思います。研究室によっては、過去の先輩が作った院試対策ノートがあることも…
2.研究室訪問後
過去問をひたすら解きましょう。
院試のレベルは大学、分野で様々なので個々の判断に委ねられるのですが…
あとはきちんとTOEICの点も確保しておきましょう。
これも学校によりますが、600点ほどあればいいんじゃないでしょうか?
TOEICの参考書は体感ひとまず600点を取ることを目標に設定しているものが多いので、すごく難しいことではないはずです。
ただし、人気の研究室だとTOEICであと数点あれば…ってこともあるらしいので高得点を取るに越したことはありません。
その後の就職活動でもとても役立ちます。
私はTOEICの得点を約3か月で470点から740点に伸ばしました。
この参考書をひたすらやりこみました。おすすめです!
3.院試本番
落ち着いて問題を解き、ハキハキと面接で受け答えできればオーケーです。
面接では分野が違っても自分が今やってる研究について尋ねられることが多いので、分野違いの人にも分かりやすいように説明する練習をしておくといいですね。
あとは何故分野を変わりたいのか、の理由を説明できるようにしておきましょう!
4.合格後
新居を探しましょう!
あらかじめ新研究室のメンバーに色々リサーチしておくと便利な場所に住めます。
現地の人の意見が一番参考になります。
短くて2年間、長くて5年間ほど住む場所なのでとても大切です。
ちゃんと現地の人の意見は聞きましょう(2回目)
5.まとめ
研究室を変えることは勇気がとてもいります。
就活でも、なぜ研究室を変えたのかは必ずと言っていいほど聞かれます。
自分がなぜ研究室を変えたいのか、明確に説明できるのなら
ぜひ研究室を変え、自分の更に興味ある分野に取り組んでほしいと思います。
私は、勇気を出して研究室を変えて本当に良かったと思っています。
百聞は一見にしかずという言葉がありますが、
自分の経験は何事にも代えがたいものなので、ぜひ勇気をもって一歩踏み出してください!
お読みいただきありがとうございました。
はむいち